EU及び韓国自由貿易協定の概要

―EU委員会、2010年10月―

EU-South Korea Free Trade Agreement

A Quick Reading Guide 

October 2010,  European Commission                         
2011年1月
                        髙橋 梯二 訳               

この資料は、(社)畜産技術協会資料(2011年6月)に掲載されたものである       

はじめに

この資料は、2010年10月EU委員会が発表したEUと韓国との自由貿易協定(FTA)(2010年締結)に関する一般向け解説の翻訳である。EU委員会が作成したものなのでこの協定がEUにとってどのような利益があるのかを中心に説明がなされている。したがって、韓国にとっての利益につての説明は少ない。

 農産物・食品については、韓国の農産物の平均関税率が約35%であるが、コメなどの一部の産品を除いて基本的には将来において関税を撤廃することを韓国が約束したことにより、EUは農産物・食品の輸出を伸ばすことができ、他の韓国への輸出国との競争でも優位になるとしている。

 ただ、本協定では、韓国の農産物・食料品の関税撤廃等についていくつかの特別取扱いがなされており、また、農産物・食料品の地理的表示についての合意もなされている。それらの翻訳も参考として掲載した。 

       EU及び韓国の自由貿易協定の概要

EUと韓国との自由貿易協定は、ヨーロッパ世界戦略(Global Europe initiative )の一つとして2007年に開始されたいくつかの自由貿易協定(FTA)の最初のものである。これらのFTAは経済的な基準に基づき多国間の交渉では,今まで行われていない事項に取り組み、また、WTOの枠組みでは達成できていない市場開放を目指し、将来の自由化のステップになるものである。

 したがって、本協定は、EUが今まで交渉してこなかったような最も総合的な自由貿易協定である。ほとんどの産品について関税が撤廃され、すべての種類のサービスを対象とする貿易の自由化に近付いている。また、この協定は、サービス及び工業部門における投資、知的所有権の保護(地理的表示を含む)、公共調達、競争規則、規制の透明化及び持続可能な発展などに関する重要分野の規律を取り扱っている。さらに、非関税障壁を防止し、廃止する特別の約束が自動車、医薬品、電気製品について合意された。また、ユネスコ条約に従って、文化の多様性を推進するための文化協力に関する両国/地域(EU及び韓国)の約束も取り入れられている。

第1章  目的及び一般的定義

第1章は、本協定の目的を決定し、条文における両国/地域の定義を定めている。

     第2章  産品についての内国民待遇及び市場アクセス

 第2章は、産品についての関税、非関税障壁(NTB)とよばれる規制措置を撤廃する目的を定めている。

 関税の撤廃は、国内生産者が関税の低減に対して徐々に適応していくことができるよう一定の移行期間をもってなされる。消費者は、価格の低下の利益を享受し、輸出業者は競争力の強化の利益を受ける。

 産品に関する多くの関税は、本協定の発効の時点で撤廃される。特に、工業製品の関税については本協定発効後5年以内に完全に撤廃される。工業製品及び農産物の双方について韓国及びEUは、本協定発効後5年以内に貿易額において98.7%関税を撤廃する。高関心(highly sensitive)農産物及び水産物は7年を超える移行期間を設ける。また、コメ及びその他の少数の農産物については、EUが重要な輸出者でないことから本協定から除外される。

 本協定は、内国民待遇(national treatment )及び輸入制限、国家貿易規律などNTB(非関税障壁)に関するWTOの基本原則を導入している。また、自動車、電気製品、医薬品に関する異なる基準については、独立の付属書(Annexe)において取り扱われている。

 最後に、本協定は、双方のいずれかの要請によって開催される産品に関する貿易委員会を設立している。この委員会は、NTBの規律を広範に検討することができ、自由化の速度を上げ、他の課題についても検討する。

         関税撤廃のスケジュール

     EUの輸出業者にとって利益となる事項

・本協定によって、EUの輸出業者が韓国に輸出している産品について毎年16億ユーロの関税額が迅速に撤廃される。EUと韓国との貿易が本協定によって拡大していくので潜在的な利益はこれよりも大きいであろう。

機械及び装置(appliancesについては、関税の撤廃額が最も大きい部門であり、その額は4億5,000万ユーロ近くになる。協定発効時点ではその70%(3億1,200万ユーロ)が撤廃される。化学部門が第2で1億7,500万ユーロが廃止となる。そのうち発効時点では1億4,300万ユーロが廃止となる。

その他の産業部門については関税撤廃の絶対額は小さいが協定発効時点において繊維部門では93%が直ちになくなり、ガラスでは85%、皮及び毛皮では84%、靴製品では95%、鉄鋼では93%、光学機械では91%がなくなる。

・小型エンジン自動車、テレビ、ビデオ及びLDCモニターを含む電気製品(electronics)などの最もセンシティブな工業製品については、EUの関税は協定発効後5年目に完全に自由化される。大型、中型エンジン自動車を含むセンシティブな工業製品については自由化まで3年の期間が設けられている。

・ヨーロッパの農産物・食品は韓国市場で名声を得ており、韓国の消費者はそれをよく理解している。したがって、EUは相当量の農産物を韓国に輸出している。年間の平均輸出額は、10億ユーロ(豚肉2億4,000万ユーロ、ウイスキー1億7,600万ユーロ、乳製品9,900万ユーロ)である。

・本協定は、韓国に対するすべての農産物輸出について完全自由化することとしている。数年後にはEUの農産物輸出にとっての最大の自由化市場となるであろう。今は、EUの韓国に対する農産物輸出の2%のみが無税である。協定によってEUの農産物輸出のほとんどについて完全自由化される(たとえば、ワインは発効の日から無税、ウイスキーは3年目に無税、チーズのような産品については発効の日からの無税割当制度など)。EUのいくつかの豚肉輸出は、5年目から無税となる。最もセンシティブな冷凍豚腹肉(frozen pork belly)は10年間の移行期間が設けられている。

・現在の韓国の農産物関税は非常に高い(35%、ウエイト平均)ので協定によって年間3億8,000万ユーロの関税節約になる。したがって、EUの輸出拡大の可能性は高く、協定は、EU輸出の韓国市場における競争上の立場を維持し、高めることに寄与する。

・韓国は、チリ、アメリカ、カナダ、オーストラリア及びニュージーランドなどの強力な農産物輸出国と自由貿易協定を締結したか交渉しているので、本協定がなければEUの競争上の立場は弱まるであろう。加えて、現在、EUの農家、生産者の輸出が少量の品目、特に、みかん、りんご、キューイ、などについて新しい市場アクセスの可能性が生じてくるであろう。

      非関税障壁(NTB)付属書

「ヨーロッパ世界交流」(Global Europe Communication)で述べられた意図(ambition)に則して、本協定は特別の分野別NTBの規律を含めることとした最初の自由貿易協定である。NTBは、関税以外の貿易障壁で様々な形態がある。NTBから生じるコストは高く、特に中小の企業にとって関税より高いことがしばしばある。

 これらの多くの障壁は、公共政策を達成するうえでの正当な目的の副次的効果(side effects)であるので、ネガティブな副次効果を取り除くことには注意深いバランスのとれた解決が必要である。

 NTBに関する付属書は、EUが関連分野で韓国市場へのアクセスにとって最も重大な障害と考える規制やその他の障害を効果的に修正するものである。それらが詳細かつ技術的なものであるので修正するのに非常に難しく、貿易相手国の規制の行動(慣行、practices)に深く立ち入ることを必要としている。それ故に、NTBの規則がヨーロッパの規制モデルを基礎としうるという特別の価値があるのである。

4つの分野の特別な付属書が本協定に含まれている。それは、消費者電気製品(consumer electronics,自動車製品、医薬品及び化学品である。現在、消費者電気製品及び家電製品household appliances(テレビからコンピュータ、電子レンジ、携帯電話、又は通信機器(telecom equipment)まで)の輸出業者は、韓国に輸出するに当たっては、重複する複雑で高コストの試験(test)と証明手続きが課されている。電気製品NTBの付属書は、このような貿易障害についての真の目に見える解決を示している。

 まず第1には、付属書は国際基準の役割に焦点を当て関連の国際基準作成機関を取り上げている。第2には、遵守評価conformity assessment)は、供給業者の遵守申告の遵守評価手続きの選択に制限すること(たとえば、製品を販売する企業は、韓国における関連規則に適合していることを証明する責任である)。限定された製品を除いて第3者証明の一時的な廃止は交渉の重要な成果である。この規制システムの変更は複雑で官僚的な規制に係る相当額のコスト削減となり、韓国におけるこれらの製品の規制制度の完全な変更につながるであろう。

 3年間の移行期間において韓国は、第3者証明制度を続けることができる。しかし、この場合にあっても韓国は、ヨーロッパの証明及び試験結果を認めなければならない。本協定によって、特に、電磁気対応electro magnetic compatibility)について韓国の工場検査、証明制度及び重複試験がなくなる。EUの輸出業者は、EUにおいて安全試験を実施することができ、これによってコスト負担が大幅に軽減される。

 53という限定された製品(EUの輸出の15%相当)の電気の安全性に関しては、韓国は、供給業者の遵守申告が人間の健康と安全のリスクが生じると韓国が製品ごとに示す場合は、その製品についての第3者証明制度を続けることができる。

自動車: 本協定は、この分野で韓国に輸出するのに重大な障壁と考えるNTBを改善する重要な規定を定めている。本協定は、韓国が国際基準を広く認めることを基本的に定めている。中心となる安全基準にとって、UN-ECE基準は、協定の発効の日から韓国の国内基準と同等と認められる。これは産業にとって重大な貿易障壁と考えられていたすべての基準を対象としている。加えて韓国は5年の移行期間においてさらに29の基準についてUN-ECE基準に合わせるようにする。同等性や調和(harmonization)の対象としない基準については、韓国はマーケットアクセス問題を回避するような運用を約束している。

 韓国は、EUの将来のEuro-6基準(Euro-6 norm)に適合するEUのOBD on board diagnostic devices訳者注:自動車に搭載されたコンピュータによる自己故障診断)を韓国基準と同等と認める。それまでの間、現在のEUro-5基準に適合するOBDの自動車は暫定的な割り当ての範囲内で容認される。この暫定割り当ては2010年1月1日から適用となる。

 韓国は、韓国に販売する自動車メーカーに対して一定の基準を下回る排ガスの基準を認めることによって韓国の排出基準を満たすことについてEUの自動車メーカに柔軟性を認める。EUの自動車メーカーは、協定が発効になる年においてこの規定の利益を受ける。その他の規定は、すべての新基準はUN-ECE基準を基礎とすること及び新しい事項(features)や技術は障害なしに認められることを確保している。

 本協定は、また、自動車部門に影響する排ガス基準について第3国に与えられるすべての利益に関して最恵国待遇(MFN)を含むこととしている。さらに、協定の利益を害するような措置の導入を行わないことなど新たな人為的な障壁が将来においてとられないようにする多くの仕組みが定められている。

 実際において、技術的規則がどのような意味を持つのか説明すると、多くの安全基準に適合していることを示すための特定の高コストの試験を実施する必要がなくなる(たとえば、破壊や衝撃耐性、ブレーキの有効性)。これは、EUの基準に適合していることを示すためにEU内で実施する試験が韓国で認められるからである。OBDに関するヨーロッパの基準の同等性が認められることはコストの大きな節約となる。というのは、ガソリン自動車についての韓国基準は、カルフォルニア基準を基礎としておりアメリカに販売されないモ自動車モデルにとっては韓国市場において非常にコストが高くなるからである。排ガス基準に関する柔軟性がなければ、ほとんどの販売は高度に分割(segment)された市場においてなされるので、EUの生産者にとっては韓国市場における地位を維持し、拡大することは難しい。

 最後に、特別の紛争処理によって自動車部門において交渉された規則の遵守が確保できる。裁定パネル(arbitration panel)規則のために予定されている期間は120日から75日に短縮される。また、ワーキンググループにおいて約束の実施についての監視が行われることになっており、少なくとも年1回は開催される。

医薬品及び医療機器:医薬品及び医療機器の輸出業者は、価格決定の透明性の強化による利益を受けることになる。多くのEU加盟国と同様, 韓国の保健当局は医薬品の還付金(reimburse)を受ける価格を決定している。しかし、その価格が決定される仮定の透明性について懸念がある。協定においては還付の決定に関する透明性の詳細な義務を課す規則の導入及びこの価格決定について裁判所によって検討することができる旨の規定によって長年の懸念が改善される。還付及び価格設定に関する決定の基準は客観的で明瞭でなければならない。

最後に本協定は、ワーキンググループでの協力と規制を導入している。EUと韓国は、国際的な慣行を基礎として双方の遵守評価を受け入れる要求を考慮している。

化学品

 本協定は、化学品分野におけるEU規則の枠組みの組入れ(integrity)を維持する。加えて、協定は、法律及び規則の内容及び化学品の分野での一般的な適用措置の透明性を確保するこの重要性に焦点を当てつつ、将来の協力の多くの積極的な要素を導入している。協力の重要な点はGood Laboratory Practice 及び化学品の評価と管理に関する調和のとれたアプローチを追求するための試験ガイドライン(Test guidelines)にある。

          第3章  貿易救済措置(Trade Remedies

 貿易救済措置に関する章は、WTOの法制の中に既に存在する伝統的な貿易防衛手段(アンチダンピング、補助金相殺及びセーフガード)の使用に関する規定を取り扱っている。伝統的な手段に関し鍵となる原則はWTOによって認められた権利と義務に関する必要性を再確認することである。また、同時にこれらの使用を必要な場合のみに制限し、また、関係国の公正な待遇を確保するために使用を制限する規律も定めている。これらは既に法律による基準となっている。

 たとえば、本協定では、関税の水準は、被害を取り除くのに十分な水準までのダンピング税や補助金の額より低くなければならないことが求められている。また、協定は関係者の種々の利益のバランスを図り、措置を導入する前に事業者に課す関税の影響を調べるため、公共利益テストの導入の可能性を定めている。

 調査の過程の透明性の向上を目的とする規定及び関係国が防衛の権利を行使し、コストのかかる翻訳を避けることができるよう英語の文書のファイルを行う可能性を事業者に与える規定が定められている。また、どちらかの国/地域における輸入の増大が重大な被害(serious injury)の原因又は脅威となる場合において、WTO加盟国に適用される関税を暫定的に再適用する二国間セーフガード条項(bilateral safeguard clauseが設けられている。

 EUは、センシティブな部門の市場を監視し、条件が整った場合はいつでもセーフガード手続きができるようにする。本協定の発効と同時にEUの規則は二国間セーフガード条項の実施のための早期かつ効果的な手続きを導入することになる。

 最後に、貿易救済ワーキンググループが貿易救済の協力に関する対話の場を設けるために設立される。このワーキンググループによって双方の調査当局が関係する互いの慣行に関する知識を深めるとともに、貿易救済を進めるうえで使われる基準を増加させるための意見交換を行う。

第4章  貿易に対する技術的障害

 貿易に対する技術的障害(TBT)に関する章は、技術的な規則・基準、遵守評価手法及び同様の要求事項から生じるEUと韓国の間の貿易に対する障害を減ずることを意図している。

 双方は、WTOのTBT協定の約束を強調し、また、基準及び規制事項に関する協力を行い、必要な場合には産品に適用される技術的な要求についての不必要な違いを単純化し、避けるため、規制を行う者の対話を行う。本協定は、適正規制行動(good regulatory practiceに関する特別な約束を定めている。それは、規則策定の場合の透明性、可能な場合の国際協定の使用、策定される前に相手国に対し規則について議論する機会を与えること、相手国がコメントするのに十分な時間を置くことなどである。同様な配慮が技術基準に適用される。

 また、表示に関する規定も設けられている。そこでは、製品に表示することはできる限り最小限にすべきで、また、差別があってはならないとしている。

 最後にこれらの事項を考慮し、また特別の問題を解決するためEUと韓国の間に調整のメカニズムが設けられる。

第5章  衛生及び植物防疫措置

衛生及び植物防疫措置(SPS)に関する章の主要な目的は、動物、動物由来の製品、植物及び植物由来の製品について人間、動物及び植物の高い水準の保健を維持しつつ、貿易を促進させることにある。もう一つの目的は、貿易に影響を与える衛生及び植物防疫措置に関する透明性を確保することである。また、動物福祉(animal welfareについての共通の理解を得るため、この章は協力についての規定を設けている。これらの目的は次の主要な要素の導入によって達成される。

・貿易に影響を与えるSPS問題についての公式な協議

・特別約束:透明性(特に輸入条件に関して)協議、国際基準の共通 の理解のための作業、EU加盟国の平等な取り扱い

・無病地域の認証のための手続き(たとえば、他の国に産品を輸出で きる地域)

 本協定の枠組みの中でSPSの章の実施のための双方の協力に関する機構が設けられる(SPS措置委員会)。この委員会は、必要な手続きを開発し、調整を行い、進展を監視し、SPS措置の適用から生じる問題の協議のための場を提供する。

第6章  関税及び貿易促進

 本合意は、関税及び関税関連事項に関する協力に力点を置いている。特に双方は、次について約束をしている。

・双方の貿易を促進するため文書及び要求データの統一(調和、 
  harmonization

・産業分野との効果的なコミュニケーションの開発

・関税分類、評価、原産地特恵に関する事項についての双方の支援

・輸出入に関する知的所有権の強力かつ効果的な適用の促進

・貿易を促進しつつも、双方に輸入され、あるいは通過する海運コン テナ及びその他の輸送の安全の改善

本合意は、近代的な、また、貿易フレンドリーな関税及び国境手続きの適用のための総合的な指標基準(benchmark)を設けている。WTOの貿易促進交渉グループにおいて生じる問題の大部分を取り扱っている。透明性と法的安定性を確保するため本合意に盛り込まれた貿易促進規定(trade facilitation provisionsは、規則、手続き、関税公告規則、料金、質問先の指定、貿易業界との協議について定めている。単純化するため、また、手続きの範囲を分かりやすくするため、本章は、料金の引き下げ、リスク管理、電子申請、事前検査の廃止、監視関税手続き及び関税評価について定めている。

本協定によって、関税当局の代表者及び双方の関税及び貿易促進に責任のあるその他の当局から構成される関税委員会が設立される。この委員会は、関税分類、産品の原産、関税に関する双方の行政支援を含む関税及び貿易促進に関して双方から生じる違いを解決するために議論し、努力する場として機能する。

また、本委員会は、本協定の関税及び貿易促進の章で定められた目的の達成に必要と考える勧告や意見を取りまとめることができる。

委員会の会合の間、双方は、非公式のチャネル及び多くの国際的な会合(世界関税機関(World Customs Organization)あるいはWTOの枠組み)を通じて緊密に協力する。


 第7章  サービス、Establishment 及びE-取引(E-commerce                                                                              

 本協定は、今までEUが締結したことのない最も野心的なサービスに関する自由貿易について協定を結んでいる。本協定は、韓国のWTO-GATSの現在の約束及び現在交渉が行われているDDAのオファーを大幅に改善するものである。合意は、追加して、ほとんどのサービス及び非サービスに対する投資の自由化を規定している。本協定は各種サービス分野(運輸、通信、金融、法務サービス、環境サービス、建設)を対象としている。オーディオ・ビジュアルサービスはこの章から除外されている。

 重要な改善はたとえば次のとおりである。

・通信については、韓国は、外人所有の条件(要求事項)を緩和し、 本協定発効から2年後に100%の間接所有を認める。加えて、E Uの衛星放送(電話及びTV)は国境を越えて韓国に直接放送
 ( operate)することができる。これによって韓国の運営者との連結 を避けることができる。

・環境サービスについては、韓国は、非工業廃水の処理に関する約 束を行った。

・EUの運輸企業shipping firms)は、完全なマーケットアクセスと 韓国における設立の権利を得、また、港の使用についての差別のな い扱いを受けることになる。ヨーロッパの企業にとって新しいビジ ネスの機会が多くの海運支店(maritime auxiliary)のサービスにおい て生じるであろう。

・韓国は、建設業について現行の子契約Sub contract条件を廃止す る。

・金融業については、韓国において大きなマーケットアクセスを得る ことになり、特に各支店は本部に対して自由にデータを送ることが できる。

・EUの国際速達サービスの提供者は、韓国市場へのアクセスを得 ることができる。韓国の郵便改革法が成立すれば、韓国の約束は、 小包のような郵便独占の分野の定義以外の分野にも適用されること となる。

・地上業務(Ground handling)のような付随的空輸サービスのための改 善もなされる。

・ヨーロッパの法務企業(law firmsは、海外の資本家及び韓国の 顧客に対して韓国以外の法律について助言するために韓国において 事務所を開設することが許される。多国間法務サービスを行うため、法務企業は韓国の企業と連携を組むことができ、韓国の法律家を雇 用することができる。法律家は、solicitor, avocat, rechtsanwaltのような 自国の肩書を使用することが許される。

第8章  支払い及び資本移動 

 本協定は、協定のスムースな機能を確保する資本の自由な移動に関する規定を設けている。これらの規定は、金融システムの安定を確保する措置の適用の可能性に関する双方のセーフガード基準を設けている。

第9章  政府調達

 本協定は、公共事業及び政府調達協定(GPA)によって取り扱われていないBOT契約(Built-Operate-Transfer訳者注:外国民間資本を活用してインフラ建設(built)を行い、一定期間、管理運営(operation)を外国資本に委ね、その間に外国投資家は投資の回収を行い、期間終了時にその施設を受け入れ国に譲渡する(transfer)する方式)の政府調達の機会を提供している。このような契約は、この分野で世界をリードしていると認められているヨーロッパの供給業者にとって大きな商業的利益となる。ヨーロッパの供給業者に対してこのような入札の実際的及び法的な参加の保証は新しい入札の相当な機会が確保できるであろう。

 また、本協定は、同等の水準でGPAの下で、韓国によって約束された中央及び準中央(sub central)の調達機関からのBOT契約を対象とする。加えて、本協定は、この約束をソウル、仁川(Incheon, 京畿道(Gyonggi-do,  釜山のすべての調達機関のBOT調達契約を対象とするよう拡大する。この追加によって韓国の政府調達及び国民の50%超がカバーされる。

          第10章 知的所有権

 知的所有権(IPR)の保護と実施は、ヨーロッパの競争力にとって極めて重要であり、EUと韓国は、野心的な知的所有権に関する章に合意することができた。

 特に、この章は、著作権、意匠権(designs)及び地理的表示(geographical indicationsについてTRIPS協定を補足し、新しくする発展的な規定を設けている。また、この章は、EUの実施指令によるEU内部の諸規則を基礎に知的所有権の実行に関する強力な規定を設けている。

 著作権については、最近の国際的進展に則して規定が定められている。また、EUの権利所有者が韓国における音楽及びその他の芸術作品の使用において適切な名声を得ることを促進する規定が設けられている。

 意匠権は、最近重要になってきている知的所有権である。したがって、この章では、登録されていない意匠に関する規定を含む意匠に関するTRIPS協定とのギャップを埋める規定が設けられている。

 韓国の消費者は、EUの高品質農産物、特に、EUの地理的表示産品に熱心である。EUのワイン、蒸留酒、チーズ又はハムは韓国において高い名声を得ている。本協定は、商業的に重要な次のようなヨーロッパの地理的表示について高い水準の保護を定めている。

・シャンパーニュ、スコッチ又はアイリッシュウイスキー、グラッパ、ウゾ、ポルスカ・ウオトカ

・パルマハム、Szegedi szalami, バイヨンヌのハム

・マンチェゴ(manchego,パルミジャーノ・レッジャーノ

・ヴィンホ・ヴェルデ、トカイワイン、ボルドーワイン、リオハワイン、Mulfatlar vinyardなどのその他の多くの地域のワイン

バイエルン・ビール又はCeske pivo

 約160のEUの主要地理的表示が本協定発効時点で直接保護される。ワインや蒸留酒関連のみでなくすべての農産物の地理的表示について高い水準の保護が適用となる。双方は、本協定の手続きを通じて、今後追加して地理的表示を保護することを約束した。

 本協定は、韓国の地理的表示についても保護することとしている。これによってEUの消費者は、たとえば、Boseongの緑茶を買う際に権威のある韓国の産品を賞味することを明快に理解することができる。

       第11章 競争政策

 競争政策の章においては、双方は、商品及びサービスについて双方の競争と貿易を歪める一定の行為(慣行)及び取引を禁止し、また、罰則を適用することに合意した。このことは、カルテルや企業の市場支配力の悪用、反競争的な吸収・合併など反競争的な行為は消費者に対する被害や高価格を生みだすので双方にとって受け入れられず、効果的な強制を伴う措置の対象となる。

 効果的な実施を確保するため、双方は、効果的な競争法及び反競争的行為(慣行)の対処にたいする責任と十分な手段を持つ競争当局を適切に維持することに合意した。また、双方は、これらの競争法を適用するのに適当な手続きの重要性についても認識した。

本協定においては、競争法は政府管理の企業にも適用されるべきであり、また、独占による差別があってはならないことが定められている。これは双方の企業が互いの他の市場に同等のアクセスを得ることを確保するものである。

さらに、双方の間の協議と協力についての主要な原則に関する規定が定められている。協力に関するより詳細な規則が最近採択された「反競争的行為に関するEU及び韓国の間の協力協定(OJL 202/35 of 4 August 2009)」に定められている。この協定は、2009年7月1日に発効している。

補助金に関しては、補助金によって生じる国際貿易における競争上の歪を修正し、除去することに合意した条項が設けられている。この節(section)は、特に歪曲的と考えられる特定の種類の補助金を禁止する規定を定めているという点で意味のあるものである。これらは、次のようである。

(a)    額及び期間につて制限のない企業の負債をカバーする補助金

(b)    不調の企業に対する補助金で、さらなる国からの支援なしで、長期の存続(viability)に転換できる現実的な前提に基づく信用のおける構造再編のないもの

 また、この条は、双方が毎年補助金の総額について種類、分野別に報告しなければならない透明性に関する規定を定めている。さらに、双方は、求めに応じて補助金の制度又は個々の補助金に関する追加的な情報を提供しなければならない。

 補助金の規則は、農業及び漁業を除く産品に適用される。また、サービスについてはランデブ(rendez-vous 条項が設けられている。もし、この条がサービスに適用されなければならない場合は、双方は、本協定発効の日から3年後に議論する。しかし、この条は紛争処理のメカニズムが適用される。

      第12章 透明性

 国内の規制は貿易に対し影響を及ぼすので、本協定のこの章では、事業者の、特に中小事業者の効果的で予測可能な規制とするようにする基準が設けられている。韓国で事業を行っているヨーロッパの企業は、規制の透明性の懸念を表明している。したがって、本協定が協定の対象となっているすべての事項に影響を与える規制に適用となる透明性の確保の約束を設定していることは意味のあることである。 

特に、この章では、次を定めている。

・新しい規制措置の提案に対して関係者がコメントできる約束

・規制の適用に関する質問に対して応えるための、また、規制から 生じる問題の解決を行うための質問を受けるコンタクト・ポイン トの設立

本協定の対象分野での行政行為の見直しや表明を含む行政的手順 に関する適切な手続き

      第13章 貿易及び持続可能な発展

 本協定は、互いの約束及び貿易と持続可能な発展に関する協力の枠組みを設立する規定を設けている。本協定は、貿易と持続可能な発展の分野での新しい基盤を打ち立てるとともに、環境と労働の分野においてEUと韓国との間の緊密な対話と継続した取り組みを可能としている。

 この章は、労働と環境に対する双方の約束を設定しており、双方の約束を実施し、監視するための市民社会(civil society)を含む機構を設立している。この章の重要な要素は次のようである。

・労働に関しては、ILOの中心的な労働基準及びILOの
  decent work agendaに対する双方共通の約束、これは、ILOによ って現在までに確認されたすべての条約(conventions)を批准し、 効果的に実施する約束(たとえば、中心的な労働基準に関係する これらの条約の先を行くこと)を含む。

 ・環境に関しては、加盟しているすべての多国間環境合意を効果的  に実施することの約束

環境及び貿易の分野で高い水準の保護を目的として規制を行う 双方の権利の確認と貿易や投資に影響を与えるような方法でこれ らの規制を回避したり、例外としないことの双方の約束

 ・韓国及びEUにおいて市民社会を含めた方法によって公共の調査  を行う強力な監視制度

双方は、環境、労働及び産業界からバランスのとれた代表者を含む市民社会諮問グループ(civil society advisory group)をそれぞれ設立する。このグループは、この章の持続可能な発展の実施について議論するための市民社会フォーラムにおいて年2回会合する。

約束の実施に関する協力活動と監視は、貿易及び持続可能な発展高級委員会において行われる。

・独立の専門家による意見相違の調整のメカニズム

専門家会合による勧告は、貿易及び持続可能な発展委員会の監視の対象となる。専門家会合は、国内の諮問機関及びILOや多国間環境機関組織の意見を求めなければならない。専門家会合の報告は、公表される形で国内諮問機関に対してなされなければならない。

          第14章 紛争処理

 本協定にける紛争処理メカニズムは、WTOの紛争処理の方式を基礎としているが手続きは、それより速く進行する。

最初のステップは、解決を図るための双方の間での協議手続きである。双方が合意できない場合は、紛争は裁定パネル(arbitrary panelに移り、パネルは、双方から選出される3人の専門家又あるいは前もって合意された名簿から抽選によって選ばれる専門家から構成される。パネルは相手国からの提出を受け、一般に開放される聴聞を行う。関心のある者又は企業は、パネルに対して法廷助言者(amicus curiaeとしての書類の提出によって自分の意見を伝えることができる。

パネルの決定(ruling)はパネル設立後120日以内に行われ、双方を拘束するものである。決定採択後、本協定に違反している国/地域は、協定に適合するための合理的期間が与えられる。この期間は双方で合意されるか裁定者(arbitrator)によって決められる。この期間の終了までには協定に適合していないと認められた国/地域は状況を改善しなければならない。もし、原告の国/地域が被告の国/地域がなお本協定に適合していないと考える場合は、パネルに問題を再び取り上げることができる。もし、パネルが被告の国/地域がなお本協定に違反していると確認した場合は、原告の国/地域は適切な罰則を科すことが認められる。

緊急の場合は、裁定手続きの期間限度は短縮される。自動車及びその部品又は関税払い戻し(duty drawback)に関する分野別の付属書の適用における紛争は迅速手続きによることとなる。

本協定は、双方が非関税措置に関する市場アクセス問題に対処するための仲裁機構(mediation mechanismも設けている。この機構の目的は、措置の法的適合性を審査することでなく、市場アクセス問題につき早期の効果的な解決を見出すことにある。仲裁機構においては双方が合意したあるいは前もって合意したリストから抽選で選ばれた仲裁人の支援を受ける。仲裁人は双方に会い、勧告意見を出し、解決方策を指名の日から60日以内に提案する。仲裁人の意見と提案には強制力はないので、双方は、それを受け入れるか、あるいは解決の基礎としてそれを利用するかは自由である。

仲裁メカ二ズムは、仲裁期間中あるいはその後に紛争処理に訴える可能性は排除されていない。

        第15章  機構及び最終規定

 機構に関する規定については、本協定は、韓国の貿易大臣、貿易に責任を持つEU委員会メンバーの共同議長によって管理される。貿易委員会が毎年開催され、その議題を決める。

 6つの特別委員会が同時に設立される。

(a) 産品に関する貿易委員会

(b) 衛生及び植物防疫措置に関する委員会

(c) 関税委員会

(d) サービス、establishment及び電子取引(electronic commerce)  の貿易に関する委員会

(e) 貿易及び持続可能な発展に関する委員会

(f)  韓国の域外加工地域(outward processing  zones)に関する委  員会

 また、7つの作業グループを設立する。

(a)    自動車及び部品に関する作業グループ

(b)    薬品及び医療機器に関する作業グループ

(c)     化学品に関する作業グループ

(d)    貿易救済協力に関する作業グループ

(e)     サービスに関する相互承認合意に関する作業グループ

(f)     政府調達に関する作業グループ

(g)    地理的表示に関する作業グループ

EUは、本協定での約束の効果的な実施を確実なものとするため、すべての関係者と密接に協力していく。この目的のためEU委員会は実施を監視する最も適切な方法を発展させていく目的を持って産業界の機関、労働組合組織、環境機関と協議する。

 また、文化協力委員会が設立される。第15章の組織に関する規定の例外であり、貿易委員会は文化協力に関する議定書には権限を持たない。文化協力に関する委員会は、本協定を実施するために必要な場合は貿易員会のすべての機能を用いる。 

       議定書(protocolI  原産地規則

 原産地規則は、特恵貿易合意すべてにおいて重要な役割を果たす。実際、それは貿易が行われる場合産品に適用される関税率を決定するのに必要な経済的国籍を決めるものである。すべての自由貿易協定又はその他の国際協定においてEUは、原産地規則と付属書による議定書を定めている。原産地規則議定書は、原産の産品についての定義、国の範囲、関税払い戻し(duty drawback)、原産証明及び管理協力についての規定を設けている。

 付属書のなかで付属書IIの分類規則(list rules)に関するものが最も重要である。この規則はある産品が加工された後に原産の資格を得るため原産でない原材料に対して要求される作業又は加工の分類である。

 韓国との交渉においてEUの分類規則は多くの点で改正されることとなった。しかし、これらの改正は、EUの関係産業との密接な協力によって合理的に行われた。この関連でEU委員会は、原産地規則の改革の手続きを2005年に開始した。この改革では原産地規則の単純化に重点が置かれている。本協定で行われた改正は、EUの原産地規則の単純化と同じ方針で行われたもので、産業と貿易にとって有益である。

 同時に、農業(たとえば、砂糖、パスタ、オリーブオイル)、水産物(養殖)、非鉄金属(特に、銅及びアルミニウム)、繊維、衣類(二重加工条件が少数の例外はあるが維持され、割り当てによって制限される)のセンシティブな分野の重要な産品のほとんどについてEUの原産地規則が合意によって確認された。

 自動車の分野においては、外国部品の割合(levels of foreign content)が40%基準(EU基準)から45%に若干引き上げられたのみである。消費者電気製品(consumer electronics)及び機械(第84、85及び90節)については、すべての関税標題(heading)の材料からの加工を意味するCTH(関税標題変更、change of tariff heading)は、最終製品の部品が最終製品の関税標題と同じと分類される場合あるいはEUの最恵国関税が低い場合に限って認められる。これによってCTHを認める経済的効果は最小になり、最もセンシティブな消費者電気製品について許容される外国部品が45%に制限されることを獲得した。

 国内加工の関税払い戻し(DDB)制度の下では、最終製品(たとえば自動車)の生産のために使用された部品について支払われた関税は、最終製品が輸出された場合は払い戻される。海外からの部品調達の大幅な増大がみられる場合は、本協定は発効から5年後に部品の関税払い戻しを最大5%に制限するDDBの特別条項を導入することを予定している。EUは、この条項を実施する効果的で迅速な内部手続きを導入し、協定の承認と同時期に採用する。

    議定書 II  関税事項についての相互の行政的支援

 関税事項についての相互の行政的支援に関する議定書は、関税に係る法令の適切な適用及び法令違反に対する対処を確保するためにEUと韓国との担当当局との間で関税に係る違反や虚偽に関する問い合せについて支援する法的な枠組みを設けている。

 要請された国/地域の領域内での行政的調査に要請国/地域の官吏が参加する可能性を含み、調査実施を可能とする関連情報を提供することを双方の担当局は約束している。

     議定書III  文化協力

 文化的表現の多様性の保護及び促進に関するユネスコ条約、特に第20条の実施のため、本協定は、文化協力に関するデリケートな議定書を設けている。この議定書は、韓国がユネスコ条約を批准した後に発行することになっており、本協定の他の部分から独立した機構を有し、紛争を解決する特別な制度が導入されている。

 本議定書は、文化及びオーディオ・ビジュアル問題に関する政策的対話を行う枠組みを設け、特に、芸術及び広告の展開、文化遺産地域及び歴史的記念物の保護及びオーディオ・ビジュアルの分野における文化活動の交流を促進する協力を行うこととしている。また、本協定は、芸術及びその他の文化に関する専門家や実演者の移動を容易にすることを確保している。これらの規定は、韓国との交流の種類や水準及び文化産業の発展の程度に適応するようになっている。特に、韓国との議定書は相互主義と均衡(balance)の原則に基づいている。

 オーディオ・ビジュアルの協力の分野では、相手国/地域の発展の水準及び文化促進のための特別政策を考慮してこれらが反映される。したがって、オーディオ・ビジュアルの共同制作議定書の特別規定は韓国とEU加盟国との二国間の共同制作に関する協定の締結を奨励している。また、ヨーロッパと韓国の共同制作による一定のオーディオ・ビジュアルの最終製品をヨーロッパと韓国との共同制作としてそれらが厳密に決められた基準に合致していることを条件として、地域の文化の内容のものとしてプロモーション関連規定の目的のため認定することができる。これらの基準(動画においてより厳格)によって、双方の資金的及び技術的・芸術的貢献のバランスが維持され、また、いくつかのEU加盟国からの共同制作への参加を求めることによって、異なるEU加盟国の事業者の間の協力の豊富な伝統が維持されることを確保する。

 さらに、今後のオーディオ・ビジュアルの協力の持続可能性は、共同制作規定がその最初の期間に適用されることによって確保される。もし、当事国/地域が他の当事国/地域の共同制作に悪影響を与えるような文化的内容の法制を変更した場合、共同制作を停止できる機能を設けることによってバラランスのとれた協力が確保されている。

 共同制作のプロモーションを通じた交流の促進は、作品の普及の機会の拡大のみでなく、相互の理解を通じた訓練のような利益、また、地域の能力の強化に関して両/地域の専門家にとっての利益となる。このような共同制作は、さらに、国際協力によって異なる国や地域での観客の習慣や好みについてのより深い知識が得られ、また文化をまたぐ性質(cross-cultural nature)をもったものとして新しい形、作品又は計画を発展させる機会を提供し、より広範な又は異なる観客に訴えることができるという点でダイナミックな影響を及ぼすことができる。

 

参考 1     

韓国の関税引き下げ計画における農産物特別取扱(Annexe 2-A

1協定適用除外

 (Annexe 2-Aのリストから該当品目を抜粋)

次の品目は、協定の適用除外とする。

1006100000 (もみ米)

  1006201000(うるち米)

  1006202000 (もち米)

以下コメ関連製品又はコメ関連製品が含まれている可能性がある製品

  1006301000

  1006302000

  1006400000

  1102902000

  1103193000

  1103202000

1104191000

 1806902290

  1806902999

  1901201000

  1901201000

  1901909091

  1901909099

注 数字は, 韓国関税分類番号HSK(harmonized Tariff Schedule of Korea)である。 

2 現行関税の維持

 (Annexe 2-Aのリストから該当品目を抜粋)

次の品目については、現行関税率の引き下げを行わない。

  関税番号    基本税率(base rate)       品目 

0303791000     30%                         Alaska Pollack

0303799095     57%                         Croakers

0307412000     22%                         Squid(いか)

0703101000    135%又は 180ウオン/kg
             のいずれか高い方            Onion(たまねぎ)

0703101000     36%又は 1,800ウオン/kg
            のいずれか高い方             Onion(たまねぎ製品)

0703209000     36%又は 1,800ウオン/kg
            のいずれか高い方           Onion(たまねぎ製品その他)

 0709601000     270%又は 6,210ウオン/kg        Sweet pepper (甘トウガラシ)            のいずれか高い方

  0709609000     270%又は 6,210ウオン/kg        Sweet pepper (甘トウガラシ)            のいずれか高い方         その他

 0711901000     360% 又は1,800ウオン/kg    Garlic (にんにく)                           のいずれか高い方 

0711905091      270% 6,210ウオン/kg   Fruits of genus capcicum or the
           のいずれか高い方    genus pimenta (ピーマン)

  0712200000     135% 又は180/kg      Onion(たまねぎ製品)           のいずれか高い方 

09042011000     270% 又は6,210ウオン/kg  Mate, Neither crushed not ground                          のいずれか高い方            (マテ、ひいていないもの)

0904202000  270% 又は6,210ウオン/kg   マテひいてあるもの            のいずれか高い方 

1003009010      324% 又は361ウオン/kg  Unhulled barley(もみすり大麦)           のいずれか高い方

                      299.7% 又は361ウオン/kg       Naked barley(裸麦)           のいずれか高い方

1201009010      487%又は956ウオン/kg   For bean sprouts(もやし用)           のいずれか高い方

1201009090  487%又は956ウオン/kg    もやし用その他                           のいずれか高い方

1211201100      222.8%                           朝鮮にんじん生鮮 

 1211201210      222.8%                             朝鮮にんじん主要根 

 1211201220      222.8%                       朝鮮人参tail

 1211201240      222.8%                       朝鮮人参minor root

 1211201310  754.3%                            朝鮮にんじん主要根その他

 1211201320      754.3%                              朝鮮人参tail その他

 1211201330      754.3%                             朝鮮人参minor root その他

3 農産物セーフガード措置(ANNEX 3

EUからの輸入量が発動水準を上回った場合、セーフガード税率が適用される。

(a)     牛肉

対象 生鮮、冷蔵、冷凍 筋肉牛肉

 対象HSK: 0201.10.0000, 0201.20.0000, 0201.30.0000, 0202.10.0000, 0202.20.0000 及び0202.30.0000

1       2        3         4        5        6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

9,900 9,900 10,098 10,299 10,505 10,716

40.0    40.0     40.0     40.0     40.0     40.0

7        8        9        10       11       12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

10,930  11,149   11,371   11,599  11,831   12,068

30.0    30.0     30.0       30.0     30.0     24.0

13       14       15        16       17

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

12,309   12,555   12,806   13,062   N/A

24.0      24.0     24.0      24.0     0

(b) 豚肉

 対象HSK0203.19.1000及び0203.19.9000

1      2     3      4      5     6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

163   163   166   169    172   176

22.5   22.5   22.5  22.5   22.5   22.5

7      8      9     10    11     12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

179   183    187   190   194    N/A

15.8  14.6   13.5   12.4  11.3    0

(c) りんご

対象HSK0808.10.0000

1    2    3    4   5    6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

7,500   7,500  7,650  7,803  7,959  8,118

45.0   45.0  45.0   45.0  45.0   45.0

7     8    9   10   11    12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

8,280   8,446  8,615  8,787  8,963  9,142

33.8    33.8  33.8   33.8  33.8   27

13    14   15   16    17    18

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

9,325   9,511  9,702  9,896  10,094  10,295

27     27   27   27    22.5  22.5

19    20    21   22    23   24

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

10,501  10,711  10,926  11,144  11,367  11,594

22.5   22.5   22.5   22.5   22.5  22.5

25

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

N/A

0

12年以降24年まではセーフガード税率はりんご「ふじ」のみに適用される。

(d) 麦芽及び麦芽大麦

対象 HSK 1003.00.1000 及び 1107.10.0000

1        2    3        4       5        6

発動水準 (トン)

セーフガード税率 (%)

1003.00.1000

1107.10.0000

14,000  14,000  14,280  14,565  14,856  15,154

502.0    502.0    479.0   455.0   432.0   408.0

263.0    263.0    258.0   252.0   246.0   240.0

7        8        9      10       11      12

発動水準 (トン)

セーフガード税率 (%)

1003.00.1000

1107.10.0000

15,457  15,766  16,081  16,403  16,731  17,065

385.0    361.0   338.0   315.0    291.0   268.0

216.0    207.0   199.0   190.0    181.0   139.0

13      14      15      16      17

発動水準 (トン)

セーフガード税率 (%)

  1003.00.1000

1107.10.0000

17,407  17,755  18,110  18,472  N/A

244.0    221.0  197.0    174.0    0

127.0    115.0  103.0     91.5    0

(e) じゃがいも澱粉

対象HSK1108.13.0000

1       2       3       4        5        6

発動水準 (トン)

セーフガード税率 (%)

37,900  37,900  38,658  39,431  40,219  41,024

455.0   455.0   436.0   426.0    416.0   406.0

7       8       9       10       11       12

発動水準 (トン)

セーフガード税率 (%)

41,844  42,681  43,535  44,405  45,294  46,199

366.0   351.0   336.0   321.0    306.0   235.0

13      14      15     16      17

発動水準 (トン)

セーフガード税率 (%)

47,123  48,066  49,027  50,008  N/A

215.0   195.0   175.0   155.0    0

(f) 朝鮮人参

対象HSK1211.20.2210, 1211.20.2220, 1211.20.2290, 1302.19.1210,1302.19.1220 及び 1302.19.1290

1       2       3       4     5     6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

300     300    306    312   318    324

754.3  754.3  754.3  754.3  754.3  754.3

7       8       9        10       11     12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

331     337     344     351    358   365

754.3  754.3  754.3  754.3  754.3  754.3

13      14      15      16     17     18

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

373    380   388    395   403    411

754.3  754.3  754.3 754.3  566.0 566.0

19      20

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

420   N/A

566.0   0

(g) 砂糖

対象 HSK 1701.99.0000

1      2      3      4      5      6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

220   220   224   228  233   238

50.0  50.0  50.0  50.0 50.0  50.0

7      8       9      10     11     12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

242   247   252   257   262   268

50.0   50.0  50.0  50.0  50.0  50.0

13     14     15    16     17     18

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

273   279   284   290   296   302

50.0  50.0   50.0  50.0  37.5  37.5

19    20    21     22

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

308   314   320   N/A

37.5  37.5   37.5   0

(h) アルコール

対象 HSK 2207.10.9010

1       2        3       4        5       6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

95      95      96     98     100   102

264.0 264.0 258.0 253.0 247.0 241.0

7        8       9      10      11     12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

104     106    109   111    113   115

217.0  208.0 199.0 191.0 182.0 139.0

13      14     15      16    17

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

118    120   122    125   N/A

127.0 116.0 104.0  91.8  0

(i) デキストリン

対象 HSK 3505.10.4010, 3505.10.4090, 3505.10.5010 及び3505.10.5090

1          2          3        4       5         6

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

37,900  37,900  38,658  39,431  40,219  41,024

375.0   375.0    365.0   355.0   345.0   334.0

7       8       9     10      11      12

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

41,844  42,681  43,535  44,405  45,294  46,199

291.0   275.0   260.0   244.0   228.0   152.0

13      14

発動水準 (トン)

セーフガード税率(%)

47,123   N/A

131.0    0

4 関税割当制度 (Appendix 2-A-1

(割当て方法などについての注は省略してある)

 次の品目についてはEUからの輸入について年次ごとの無税の関税割り当てを設定する。

ヒラメ類Flatfish
                             

1    800 トン
2     800
3     864
4     933
5     1,008
6      1,088
7     1,175
8     1,269
9     1,371
10    1,481
11     1,599
12    1,727
13    無制限 

  適用HSKは、0303.39.0000.

粉乳

Milk or cream powder less than 1.5 percent fat and buttermilk,

Milk and cream powder sweetened and unsweetened over 1.5 percent fat (whole milk powder)

Milk and cream (evaporated) sweetened or unsweetened and/or not concentrated
                              
1    1,000トン
2     1,000
3     1,030
4     1,060
5     1,092
6     1,125
7     1,159
8     1,194
9    1,229
10    1,266
11    1,304
12    1,343
13     1,384
14     1,425
15   1,468
16      1,512
16年以降は、16年の量が維持される。

適用HSKは、0402.10.1010, 0402.10.1090, 0402.10.9000, 0402.21.1000, 0402.21.9000,0402.29.0000, 0402.91.1000, 0402.91.9000, 0402.99.1000, 0402.99.9000 及び0403.90.1000.

食用ホエイFood whey
                              

1年    3,350トン
2     3,350
3     3,450
4     3,554
5     3,660
6     3,770
7      3,883
8     4,000
9     4,120
10    4,243
11    無制限

適用HSKは、0404.10.1010, 0404.10.1090, 0404.10.2110, 0404.10.2120, 0404.10.2130,0404.10.2190 及び 0404.10.2900.

バターその他乳からの油脂及び油

Butter and other fats and oils derived from milk
                               

1    350トン
2     350
3     360
4     371
5     382
6     393
7     405
8     417
9     430
10    443
11    無制限

適用HSKは、0405.10.0000 and 0405.90.0000.

生鮮チーズ、削られ又は粉となったカード、プロセスチーズ及びその他のチーズ(Fresh, curd grated or powdered, processed, and all other cheeses

EUからの無税適用輸入枠
                              1    4,560トン
2     4,560
3     4,696
4     4,837
5     4,982
6     5,132
7     5,286
8     5,444
9     5,608
10     5,776
11     5,949
12     6,128
13     6,312
14     6,501
15   6,696
16   無制限 

適用HSKは、0406.10.1000, 0406.20.0000, 0406.30.0000 及び 0406.90.0000 (0406.90.0000 チェダーチーズを含む).

 

天然はちみつ Honey, natural
                               

1     50トン
2     50
3     51
4     53
5     54
6     56
7      57
8     59
9     61
10     63
11     65
12     67
13     69
14     71
15    73
16    75

16年以降は、16年の量が維持される。

適用HSKは、0409.00.0000.

オレンジOranges
                               

1    20トン
2     20
3     20
4     20
5     20
6     20
7     40
8     40
9     40
10     40
11        40
12        60

12年以降は12年の量が維持される。

適用HSKは、0805.10.0000.

 

麦芽及び麦芽大麦 Malt and malting barley
                               

1   10,000トン
2    10,000
3    10,800
4    11,600
5    12,400
6    12,772
7   13,155
8   13,549
9   13,956
10   14,375
11   14,806
12   15,250
13   15,707
14   16,179
15   16,664
16   無制限

適用HSKは、1003.00.1000 and 1107.10.0000.

乾燥調整乳及びその他Prepared dry milk and other
                               
1    450トン
2      450
3      463
4      477
5      491
6      506
7      521
8      537
9      553
10     570
11     制限なし

 適用HSKは、10.1010 and 1901.10.1090.


補助飼料Supplementary feeds, animal
                         

1    5,500トン
2     5,500
3     5,665
4     5,834
5     6,009
6     6,190
7     6,376
8     6,567
9     6,764
10     6,967
11     7,176
12    7,391
13     制限なし

適用HSKは、2309.90.2010, 2309.90.2020, 2309.90.2099 及び 2309.90.9000.

デキストリン (Dextrins
                               

1年  28,000トン
2    28,000
3    30,500
4    33,000
5    35,000
6    36,050
7    37,131
8    38,245
9    39,392
10    40,574
11    41,791
12   43,045
13    無制限

適用HSKは、 3505.10.4010, 3505.10.4090, 3505.10.5010 and 3505.10.5090

参考

              地理的表示

             (部分訳)

SUB- SECTION  C

地理的表示

10.18 農産物・食品及びワインの地理的表示の認知(recognition) 

農産物品質管理法による農産物・食料品の地理的表示の登録、管理、保護に関する現在の実施規則を検証(examine)した結果、EUは、この法制度は第6項に定める各要素を満たしていると結論する。

農産物・食料品の地理的表示の登録、管理、保護に関する理事会規則(ECNo510/2006及びワインの共同市場組織に関する理事会規則(EC) No 1234/2007を検証した結果,

韓国は、これら法制度は第6項に定める各要素を満たしていると結論する。

第1項で定める法制の下で韓国によって登録されたアネックス10-Aに記載する韓国の地理的表示に対応する農産物・食料品の仕様(specifications)の概要を検証した結果、EUは、アネックス10-Aに記載する韓国の地理的表示についてこの章に定める保護の水準まで保護することを約束する。

第2項で定める法制の下でEUによって登録されたアネックス10-Aに記載するEUの地理的表示に対応する農産物・食料品の仕様の概要を検証した結果、韓国は、アネックス10-Aに記載するEUの地理的表示についてこの章に定める保護の水準まで保護することを約束する。

第10.24条に従って追加された地理的表示について、第3項はワインの地理的表示に適用される。

6 EU及び韓国は、第1項及び第2項に定める地理的表示に関する登録及び管理の要素は次のようであると合意する。

a)それぞれの国/地域(respective territories)において保護される地 理的表示のリストの登録

b 地理的表示が両国/地域の国土、地方又は地域を原産とし、 その一定の品質、名声又はその他の特質が主として地理的原産に帰することをidentifyすることを確認する(verify)行政的手続き

(c)産品の名称が特定の産品に対応しなければならないこと、 又は、産品の仕様が行政的な手続きによってのみ改正されるよう定めた産品の特定による産品に対応しなければならないことの要求

(d)生産に適用される管理に関する規定

e)登録された名称については、対応する仕様に適合した農産物・食料品の事業者は誰でも使うことができることを定める規則

(f)名称が知的所有権の形で保護されていたかそうでないかを問わず、名称を以前に使用していた者の正当な利益が考慮されることを認める反対手続き

10.19条 ワイン、香料ワイン(Aromatized wines)及び蒸留酒の特別地理表示の認知

1 韓国において、アネックス10-Bに記載するEUの地理的表示は、地理的表示に関するEUの関係法に従った地理的表示を使用する産品について保護される。

2 EUにおいて、アネックス10-Bに記載する韓国の地理的表示は、地理的表示に関する韓国の関係法に従った地理的表示を使用する産品について保護される。

10.20条 使用の権利

Sub-sectionにより保護された名称は、対応する仕様に適合した農産物・食品、ワイン、香料ワイン又は蒸留酒の販売事業者は、誰でも使用できる。

10.21条 保護の範囲

1 第10.18条及び第10.19条に定める地理的表示は、以下に対して保護される。

(a)    産品の原産について公衆を誤認(misleads the public)させるような形で、真の原産地以外の地域が当該産品の原産地であることを示し、又は示唆する命名(designation)、提示(presentation)のあらゆる手段の使用

(b)    真の原産地が示されていても、あるいは、翻訳や種類(kind)、型(type)、様式(style)、模造品(imitation)などの表現が伴って、地理的表示が使われていても、当該地理的表示で示された場所を原産としない同種の産品(a like good)を認識する地理的表示の使用

(c)     パリ条約第10bisで意味する不正競争行為となるその他の使用

2 この協定は、いかなる者に対しても、取引において自己の名前あるいは商業上のその祖先の名前の使用を妨げるものでない。ただし、この名前が消費者を誤認させるような方式で使用される場合は、この限りでない。

3 両当事国・地域(the Parties)の地理的表示が同じであった時、それが善意で使用されている場合は、それぞれの表示は保護される。地理的表示作業グループは、同じ地理的表示が互いに違うものであることの実際的な使用の条件を、生産者の公平な取り扱いを確保する必要性と消費者に誤解を与えないこと考慮して、決定する。この協定において保護される地理的表示が第3国の地理的表示と同一の場合は、各当事国・地域は、同じ地理的表示が互いに違うものであることの実際的な使用の条件を、生産者の公平な取り扱いを確保する必要性と消費者に誤解を与えないこと考慮して、決定する。    

4 本協定は、EU又は韓国に対して、原産の当該国において保護していないあるいは保護を停止した若しくは当該国/地域で使われなくなった地理的表示の保護を何ら義務付けるものでない。

5 本条による地理的表示の保護は、地理的表示の保護又は認知(recognition)の申請の日以前に、適用されてきた、登録されているあるいは使用によって確立している商標であって、当事国/地域で登録・適用の可能性のある商標である場合、また、当該当事国/地域の法制において当該商標の無効(invalidity)あるいは取消し(revocation)の事情(grounds)が存在しない場合は、当該商標の継続使用を害するものでない。

10.22条 保護の実施

 当事国/地域は、第10.18条から第10.23条までに規定する保護を公権力機関(authorities)の適切な介入による自らの行動によって実施しなければならない。

10.23条 商標との関係

1 同種の産品に対する地理的表示の保護に関して第10.21条第1項に規定するすべての状況に対応する商標の登録は、当該商標の登録の申請が関係地域における地理的表示の保護又は認知の申請の日の後になされた場合は、当事国/地域によって、拒否されるか無効となる。

2 第1項の目的のために:

(a)    10.18 条及び第10.19条に規定する地理的表示については、保護又は認知の申請の日は、本協定の施行の日とする。

b)第10.24条に規定する地理的表示については、保護又は認知の申請の日は、当事国/地域の一方が他の当事国/地域から地理的表示の保護又は認知の要請を受領した日とする。

10.24条 保護のための地理的表示の追加

1 EU及び韓国は、第10.25条に定める手続きに従い、アネックス10-A 及び10-Bにおいて保護されるべき地理的表示を追加することに合意する。

2 EU及び韓国は、これらのアネックスにおいて保護されるべき地理的表示の追加に関する他の当事国/地域の要請を不適切な遅滞なく処理(process)することに合意する。

3 ある名称がブドウの品種を含み植物の品種あるいは動物の品種(animal breed)の名称と競合(conflict)する場合及び産品の真の原産に関し消費者に誤認を与える結果となりうる場合は、その名称を地理的表示として登録しないことができる。

10.25条 地理的表示に関する作業グループ

1 第15.3条第1項(作業グループ)に従って設立される地理的表示に関する作業グループは、相互の合意により、あるいは一当事国/地域の要請により、地理的表示に関して当事国/地域間の協力及び対話の強化を目的として開催する。作業グループは、全会一致方式(by consensus)で勧告を作成し、また、決定を採択することができる。

2 会合の場所は、当事国/地域間で相互とする。会合は、ビデオ会議を含むような方法で当事国/地域相互で決められる時間と場所で開催される。ただし、要請のあった日から90日以内に開催されなければならない。

3 作業グループは、次を決定することができる。

(a)    10.18条第3項及び第10.18条第4項に規定する関係手続きを終了した後、また、他の当時国/地域によって地理的表示になると決定され、この当時国/地域で保護されることとなった場合において、EU又は韓国の個別の地理的表示を追加するため、アネックス10-A 及び 10-Bを改正すること。

(b)    原産の当事国/地域において保護が停止になった、あるいは他の当事国/地域において適用される法律に従って地理的表示となりうる条件を満たさなくなった個別地理的表示を上記(a)に規定するアネックスから削除するため、改正すること。

(c)     本協定施行後、改正され、特定の日に施行になった場合、本協定の法的条文(a reference to legislation)がその改正された条文(reference)として取り入れられること。

4 作業グループは、このSub-sectionの適切な機能を確保し、その実施と活動に関するあらゆる事項を考慮しなければならない。特に、次の事項に責任を有する。

a) 地理的表示についての法的、政策的発展に関する情報の交換 

(b)    本協定に従った保護の考慮を目的とした個別の地理的表示に関する情報の交換

c) 本協定の実施を最適化するための情報の交換

5 作業グループは、地理的表示の分野で相互に関心のあるあらゆる事項について議論することができる。

10.26条 地理的表示の保護のための個別の申請

Sub-sectionの規定は EU又は韓国の関係法律の下で地理的表示の認知及び保護を得るための権利を害するものでない。

ANNEX 10-A

 農産物及び食品の地理的表示

           (注は省略してある。)
ART A.
EUの農産物及び食品( 10.18.4条に基づく)

 

保護される名称             韓国語

オーストリア 

Tiroler Speck Ham            티롤러 슈페크

Steirischer Kren Horseradish roots    슈타이리셔 크렌

チェコ共和国 

České pivo Beer                         체스께 삐보

Budějovické pivo Beer                   부뎨요비츠께 삐보

Budějovický měšt'anský var Beer         부뎨요비츠끼 므네슈땬스키바르

Českobudějovické pivo Beer              체스꼬부뎨요비츠께 삐보

Žatecký chmel Hops                      쟈떼스키 슈멜

フランス 

Comté Cheese                              꽁떼 / 콩테

Reblochon Cheese                          르블로숑 / 레블로숑

Roquefort Cheese                          로끄포르 / 로크포르

Camembert de Normandie Cheese           까망베르 드 노르망디 / 카망베르 노르망디

Brie de Meaux Cheese                      브리

Emmental de Savoie Cheese                 에멘탈 사부아 / 에멩딸 드부아

Pruneaux d'Agen / Pruneaux

d'Agen mi-cuits

Dried cooked plums                     프뤼노 다장 / 프뤼노 다쟁

Huîtres de Marennes-Oléron Oyster     (마렌느 올레롱 ) 위트르

마렌느 올레롱

Canards à foie gras du Sud-

Ouest (Chalosse, Gascogne,

Gers, Landes, Périgord,Quercy)

Duck fatty liver                          꺄나르 아 푸아그라 뒤

쉬드우에스트 / 꺄나르 아

푸아그라 뒤 쉬드우에스트

Jambon de Bayonne Ham               쟝봉 바이욘 (바이욘 )

Huile d'olive de Haute-Provence

Olive oil         ( 오뜨 프로방스 올리브유) 윌돌리브 오뜨로방스

Huile essentielle de lavande

de Haute-Provence

Lavender essential oil                      (오뜨 프로방스 라벤더

에센스 오일) 에쌍시엘

라벙드 오뜨 프로방스

ドイツ 

Bayerisches Bier Beer                       바이어리쉐스 비어

Münchener Bier Beer                         뮌헤너 비어

ギリシャ 

Ελιά Καλαμάτας(ローマ字: Elia Kalamatas)Olives
                             
엘리아 깔라마따스
Μαστίχα Χίου(ローマ字: Masticha Chiou) Gum 마스티하 히우

Φέτα (ローマ字: Feta) Cheese         페따

ハンガリー

Szegedi téliszalámi / Szegedi szalámi Salami

세게드 텔리살라미 / 세게드 살라미

イタリア 

Aceto balsamicoTradizionale di Modena Sauce - seasoning 아체토 발사미코 틀앚디치오날에 디 모데나 (모데나의 전통 발사믹식초)

Cotechino Modena Pork meat sausage   코테키노 모데나 (모데나의

코테키노 <살루미 일종>)

Zampone Modena Pork meat             잠포네 모데나 (모데나의 돼지 앞발)

Mortadella Bologna Large pork meat sausage

          모르타델라 볼로냐 (볼로냐의 모르타델라 (사룰미의 일종)

Prosciutto di Parma Ham              프로슈토 디 파르마 (생햄)

Prosciutto di S. Daniele Ham         프로슈토 디 산 다니엘레(생햄)

Prosciutto Toscano Ham               프로슈토 디 토스카나 (생햄)

Provolone Valpadana Cheese           프로볼로네 발파다나 (치즈 일종)

Taleggio Cheese                      탈레조 (베르가모 산 치즈의 일종)

Asiago Cheese                        아시아고

Fontina Cheese                       폰티나 (발다오스타 지역의 치즈의 일종)

Gorgonzola Cheese                  고르곤졸라 (치즈의 일종)

Grana Padano Cheese                그라나 파다노 (치즈의 일종)

Mozzarella di Bufala Campana Cheese 모차렐라 디부팔라 캄파나

Parmigiano Reggiano Cheese         파르미자노 레자노 (치즈의 일종)

Pecorino Romano Cheese  
 
페코리노 로마노 (로마의 페코리노 <양젖 치즈의 >)

ポルトガル

Queijo de Sao Jorge Cheese         께이주 썽 조르쥐

スペイン 

Baena Olive oil                    바에나

Sierra Mágina Olive oil            씨에라 마히나

Aceite del Baix-Ebre-Montsía /Oli del Baix Ebre-Montsià Olive oil

아쎄이떼 델 바아스에브래몬샤 (바아스에브래몬샤산 기름)

Aceite del Bajo Aragón Olive oil  
 
아쎄이떼 델 바호 아라곤 (바호 아라곤산 기름)

Antequera Olive oil                안테께라

Priego de Córdoba Olive oil         쁘리에고 데 꼬르도바

Sierra de Cádiz Olive oil           씨에라 까디스

Sierra de Segura Olive oil        씨에라 세구라

Guijuelo Ham                      귀후엘로

Jamón de Huelva Ham               하몬 우엘바 (우엘바산 햄류)

Jamón de Teruel Ham               하몬 떼루엘 (떼루엘산 햄류)

Salchichón de Vic /Llonganissa de Vic Sausage

살치촌 (빅산 살치촌,육가공품의 일종)

Mahón-Menorca Cheese              마온-메노르까

Queso Manchego Cheese             께소 만체고 ( 만차산 치즈)

Cítricos Valencianos /Cítrics Valencians Citrus

                              씨뜨리꼬스 발렌씨아노스 (발렌씨아산 감귤류)

Jijona Nougat                     히호나

Turrón de Alicante Confectionary  뚜론 알리깐떼 (알리깐떼산 누가)

Azafrán de la Mancha Saffron      아싸프란 만차 ( 만차산 사프란)

PART B. 韓国の農産物及び食品 ( 10.18.3条に基づく)

保護される産品の名称         アルハベット

보성녹차(Boseong Green Tea)         Green Tea Boseong Nokcha

하동녹차(Hadong Green Tea)          Green Tea Hadong Nokcha

고창복분자주(Gochang Black Raspberry Wine)

Black Raspberry Wine Gochang Bokbunjaju

서산마늘(Seosan Garlic)             Garlic Seosan Maneul

영양고춧가루(Yeongyang Red Pepper Powder)

Red Pepper Powder Yeongyang Gochutgaru

의성마늘 (Uiseong Garlic)         Garlic Uiseong Maneul

괴산고추 (Goesan Red Pepper Dried)

Red Pepper Goesan Gochu

순창전통고추장(Sunchang Traditional Gochujang)

Gochujang Sunchang Jeontong Gochujang

괴산고춧가루 (Goesan Red Pepper Powder)

Red Pepper Powder Goesan Gochutgaru

성주참외(Seongju Chamoe)       Oriental Melon Seongju Chamoe

해남겨울배추(Haenam Winter Bacchu)

Chinese Cabbage Haenam Gyeoul Baechu

이천쌀(Icheon Rice)              Rice Icheon Ssal

철원쌀(Cheorwon Rice)            Rice Cheorwon Ssal

고흥유자 (Goheung Yuja)          Citron Goheung Yuja

홍천찰옥수수 (Hongcheon Waxy Corn)

Waxy Corn Hongcheon Charoksusu

강화약쑥(Ganghwa Mugwort)        Mugwort Ganghwa Yakssuk

횡성한우고기(Hoengseong Hanwoo Beef)

Beef Hoengseong Hanwoogogi

제주돼지고기(Jeju Pork)          Pork Jeju Dwaejigogi

고려홍삼(Korean Red Ginseng)     Red Ginseng Goryeo Hongsam

고려백삼(Korean White Ginseng)   White Ginseng Goryeo Baeksam

고려태극삼(Korean Taekuk Ginseng)

Taekuk Ginseng Goryeo Taekuksam

충주사과(Chungju Apple)          Apple Chungju Sagwa

밀양얼음골사과(Miryang Eoreumgol Apple)

Apple Miryang Eoreumgol Sagwa

정선황기(Jeongseon Hwanggi)  Milk Vetch Root Jeongseon Hwanggi

남해마늘(Namhae Garlic)          Garlic Namhae Maneul

단양마늘(Danyang Garlic)         Garlic Danyang Maneul

창녕양파(Changnyeong Onion)      Onion Changnyeong Yangpa

무안양파(Muan Onion)             Onion Muan Yangpa

여주쌀(Yeoju Rice)              Rice Yeoju Ssal

무안백련차(Muan WhiteLotus Tea) White Lotus Tea Muan Baengnyeoncha

청송사과(Cheongsong Apple)      Apple Cheongsong Sagwa

고창복분자(Gochang Black Raspberry)

Black Raspberry Gochang Bokbunja

광양매실 (Gwangyang Maesil)     Apricot Gwangyang Maesil

정선찰옥수수 (Jeongseon Waxy Corn)

Waxy Corn Jeongseon Charoksusu

진부당귀 (Chinbu Dangui)        Angelica Gigas Nakai Root Chinbu Dangui

고려수삼(Korean Fresh Ginseng)  Fresh Ginseng Goryeo Susam

청양고추(Cheongyang Hot Pepper) Red Pepper Cheongyang Gochu

청양고춧가루(Cheongyang Powdered Hot Pepper)

Red Pepper Powder Cheongyang Gochutgaru

해남고구마(Haenam Sweet Potato) Sweet Potato Haenam Goguma

영암무화과(Yeongam Fig)          Fig Yeongam Muhwagwa

여주고구마(Yeoju Sweet Potato)   Sweet Potato Yeoju Goguma

함안수박(Haman Watermelon)       Watermelon Haman Subak

고려인삼제품 (Korean Ginseng Products)

White or Taekuk Ginseng Products

Goryeo Insamjepum

고려홍삼제품(Korean Red Ginseng Products)

Red Ginseng Products Goryeo Hongsamjepum

군산찰쌀보리쌀 (Gunsan Glutinous Barley)

Barley Gunsan Chalssalborissal

제주녹차 (Jeju Green Tea)        Green Tea Jeju Nokcha

홍천한우(Hongcheon Hanwoo)       Beef Hongcheon Hanwoo

양양송이버섯(Yangyang Pine-mushroom) Pine-mushroom Yangyang Songibeoseot

장흥표고버섯(Jangheung Oak-mushroom)

Oak-mushroom Jangheung Pyogobeoseot

산청곶감 (Sancheong Persimmon Dried) Persimmon Dried Sancheong Gotgam

정안밤(Jeongan Chestnut)         Chestnut Jeongan Bam

울릉도삼나물(Ulleungdo Samnamul) Aruncus dioicus Ulleungdo Samnamul

울릉도미역취(Ulleungdo Miyeokchwi)   Golden rod Ulleungdo Miyeokchwi

울릉도참고비(Ulleungdo Chamgobi)     Fern Ulleungdo Chamgobi

울릉도부지갱이(Ulleungdo Bujigaengi) Aster Ulleungdo Bujigaengi

경산대추(Gyeongsan Jujube)           Jujube (date) Gyeongsan Daechu

봉화송이 (Bonghwa Pinemushroom)      Pine-mushroom Bonghwa Songi

청양구기자(Cheongyang Gugija)        Boxthorn Cheongyang Gugija

상주곶감(Sangju Persimmon Dried)     Persimmon Dried Sangju Gotgam

남해창선고사리(Namhae Changsun Fern) Fern Namhae Changsun Gosari

영덕송이(Yeongdeok Pinemushroom)     Pine-mushroom Yeongdeok Songi

구례산수유(Gurye Corni fructus)      Corni fructus Gurye Sansuyu

광양백운산고로쇠(Gwangyang baekunsan Acer mono sap)

Sap Gwangyang baekunsan Gorosoe__ 

ANNEX 10-B 

ワイン、香料ワイン及び蒸留酒の地理的表示

PART A .EUのワイン、香料ワイン及び蒸留酒1 ( 10.19.1条に基づく)

SECTION 1. EUのワイン

保護される名称                 韓国語

フランス 

Beaujolais                           보졸레

Bordeaux                             보르도

Bourgogne                            부르고뉴 / 버건디

Chablis                             샤블리 / 샤블리스

Champagne                           샹파뉴 / 샴페인 /샹빠뉴

Graves                              그라브

Médoc                               메독 /매독

Moselle                             모젤

Saint-Emilion                       쌩떼밀리옹 / 생테밀리옹

Sauternes                           쏘떼른 / 소테른

Haut-Médoc                          오메독 / 오매독

Alsace                              알자스

Côtes du Rhône                      꼬뜨 / 코트

Languedoc                           랑그독

1 Words written in italics are not part of the GI.

Côtes du Roussillon               꼬뜨 루시옹 / 코트 루시옹

Châteauneuf-du-Pape               샤또 네프 빠쁘 / 샤토 네프 파프

Côtes de Provence                 꼬뜨 프로방스 / 코트 프로방스

Margaux                             마르고 / 마고

Touraine                            뚜렌느 / 투렌

Anjou                               앙주 / 앙쥬

Val de Loire                  뱅드뻬이 루아르 / 뱅드뻬이 르와르

ドイツ 

Mittelrhein                     미털라인

Rheinhessen                     라인헤센

Rheingau                        라인가우

Mosel                           모젤

ギリシャ

Ρετσίνα (transcription into Latin alphabet:Retsina)  레찌나

Σάμος (transcription into Latin alphabet:Samos)  사모스

ハンガリー 

Tokaji                          토카이

イタリア 

Chianti                         키안티

Marsala                         마르살라

Asti                            아스티

Barbaresco                      바르바레스코

Bardolino                       바르돌리노

Barolo                          바롤로

Brachetto d'Acqui               브라케토 다퀴

Brunello di Montalcino          브루넬로 몬탈치노

Vino nobile di Montepulciano    비노 노빌레 몬테 풀치아노

Bolgheri Sassicaia              볼게리 사씨카이아

Dolcetto d'Alba                 돌체토 달바

Franciacorta                    프란차코르타

Lambrusco di Sorbara            람브루스코 소르바라

Lambrusco Grasparossa di Castelvetro 람브루스코 그라스파로사 카스텔트로

Montepulciano d'Abruzzo         몬테풀치아노 다브루초

Soave                           소아베

Campania                        캄파니아

Sicilia                          시칠리아

Toscana                         토스카나

Veneto                          베네토

Conegliano Valdobbiadene        코넬리아노 발도삐아 데네

ポルトガル

Madeira                         마데이라

Porto or Port                    뽀르뚜

Douro                           도우루

Dão                             더웅

Bairrada                         바이하다

Vinho Verde                     비뉴 베르드

Alentejo                        알렌떼쥬

ルーマニア 

Dealu Mare                      데알루 마레

Murfatlar                       무르파트라르

スロバキア 

Tokajská or Tokajský or Tokajské  토카이스카 / 토카이스키 / 토카이스케

スペイン 

Málaga                          말라가

Rioja                           리오하

Jerez – Xérès – Sherry or Jerez or Xérès or Sherry

헤레스 – 헤레스 – 쉐리, 헤레스, 헤레스 혹은 쉐리

Manzanilla - Sanlúcar de Barrameda 만싸니야산루까르 바라메다

La Mancha                        만차

Cava                            까바

Navarra                         나바라

Valencia                        발렌씨아

Somontano                       소몬따노

Ribera del Duero               리베라 두에로

Penedés                        뻬네데스

Bierzo                         비에르쏘

Ampurdán-Costa Brava           암뿌르단꼬스따 브라바

Priorato or Priorat             쁘리오라또 / 쁘리오랃

Rueda                          루에다

Rías Baixas                    리아스 바이샤스

Jumilla                        후미야

Toro                           또로

Valdepeñas                     발데뻬냐스

Cataluña                       까딸루냐

Alicante                       알리깐떼

 

SECTION 2. EUの蒸留酒

保護される名称         韓国語

 

オーストリア 

Jägertee / Jagertee / Jagatee    예거테

Inländerrum                     인랜더룸

Korn / Kornbrand               코언 / 코언브란드

ベルギー 

Korn / Kornbrand               코언 / 코언브란드

キプロス 

Ouzo                           우조

フィンランド 

Vodka of Finland                 보드카 오브 핀란드

Finnish berry liqueur / Finnish fruit liqueur

피니쉬 베리 리쿼 / 피니쉬 프루트리쿼

フランス 

Cognac                            꼬냑 / 코냑

Armagnac                          아르마냑

Calvados                          깔바도스 / 칼바도스

ドイツ 

Korn / Kornbrand7                 코언 / 코언브란드

ギリシャ

Ouzo8                             우조

ハンガリー 

Törkölypálinka                     퇴르쿄이팔링카

Pálinka                             팔링카

アイルランド 

Irish whiskey / Irish whisky        아이리쉬 위스키 (양주의 일종)

イタリア 

Grappa                              그라파

ポーランド 

Polska Wódka / Polish Vodka          폴쓰까 부드카 / 폴있 보드카

Wódka ziołowa z Niziny

Północnopodlaskiej aromatyzowana ekstraktem z trawy żubrowej

 / Herbal vodka from the North Podlasie Lowland

aromatised with an extract of bison gras

부드카 지오워바 즈 니지느

푸노쯔노포들라스키에이 아로마티조바나

에크스트라크템 즈 트라브 쥬브로베이 /

핿알 보드카 프롬 떼 노스 포들라시애

로우랜드 아러마디샏 윞 앤 앢스드띾드 옾

비선 그랐

Polska Wiśniówka / Polish Cherry   폴스까 비쉬니우브카 / 폴있체리

スペイン 

Brandy de Jerez                    브렌디 데 헤레스 (헤레스산 브렌디)

Pacharán                           빠차란

スエーデン 

Swedish Vodka                      스웨디쉬 보드카 (스웨덴산 보드카)

Svensk Aquavit / Svensk Akvavit

 / Swedish Aquavit
스웬스크 아쿠아비트/스웬스크 아쿠아비트/스웨디쉬 아쿠아비트 (스웨덴산 쿠아비트)

Svensk Punsch / Swedish Punch      스웬스크 푼쉐 / 스웨디쉬 펀쉐

イギリス 

Scotch Whisky                       스카치 위스키

PART B . 韓国のワイン、香料ワイン及び蒸留酒(第10.19.2条に基づく)

蒸留酒

韓国語                       ローマ字

진도홍주(Jindo Hongju)               Jindo Hongju




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